こんにちは。単純な宿泊予約ならGoogleから宿泊施設を探す浜田です。
Booking.comに参画している宿泊施設さまの中には、この1年間で売上が大幅に上がったところも多いのではないでしょうか。特に日本人からの宿泊予約が多くなったと思います。
担当営業さんや施設自身の努力ももちろんありますが、様々な要因の中の1つではないかと思われる理由を考えてみました。
検索エンジン(Google、Yahoo!)の広告で表示している、圧倒的かつ予約したくなる情報量
見出しのとおりですが、これが大きいのではないかと考えられます。
参画するだけだったり、プランや画像を充実させるだけでは、その宿泊予約サイトからの売上は上がりません。そのサイト(あるいはそのサイト内の施設情報ページ)へのアクセスがあって初めて売上は上がります。いわゆる露出や導線の確保ですね。
実際に、Googleで「別府 ホテル」や「別府 旅館」と検索すると、次のような検索結果が表示されます。
どちらもBooking.comの広告が検索結果の先頭に表示されます。しかも、Booking.comだけでスマートフォンの画面を埋め尽くしていますね。
これだけでも他のサイトに比べて有利なのですが、注目したいのは「広告主の評価」の下に書いてあるサイトの説明文です。
- ネットで即時予約!
- 安心の現地払い
- 別府の人気ホテル(別府温泉の旅館)が最大50%オフ
- 予約手数料なし(でおトクに宿泊予約)
- キャンセル無料
- 24時間年中無休サポート
- 最安値保証
と、利用者側にとって魅力的なフレーズが揃っていますね。
中でも、
- 現地払い
- キャンセル無料
と、オンラインカード決済に不安を感じている日本人にとって1番魅力的なフレーズを表示しています(宿泊施設にとっては頭痛のタネですが)。
一方、2番目以降に表示されている広告です(左:「別府 ホテル」 右:「別府 旅館」)。
「安さ」だけが目について他に予約するメリットがわかりませんし、1番目と2番目以降でこれだけ情報量の差があると、どちらで予約をしたくなるか一目瞭然です。
ちなみにこちらがYahoo!Japanでの検索結果です。
表示順位は2番目ですが、こちらもGoogleと同様、「キャンセル無料」「クレジット登録不要」「現地払い」のワードが含まれています。
まとめ
「現地払い」という点が、宿泊施設にとってネックになっていることは間違いありませんが、逆にそれが宿泊予約の機会損失を防いでいることも事実です。
さらに、ここ半年くらいは管理画面のアナリティクス(分析結果)を見る限り、キャンセルの割合も改善されている傾向にありますので、ある程度の保有をしておきたい宿泊施設にとっては、これ以上ない集客ツールではないでしょうか。
管理画面で「分析結果」や「宿泊料金の妥当性」の確認も自分たちでできるようになりましたので、OTAからの売上を伸ばしたい施設にはおすすめです。
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