こんにちは。
「大分の旅館・ホテル ネット集客サポーター」浜田(@chanhamadesu)です。
私たち宿泊業界のメインとなる年齢層とは異なりますが、女子高生・女子大学生の消費に関するアンケート結果をまとめたサイトを目にしました。
【JK・JDの生体調査】
ライターの #さえり さんが
10代の女の子たちの事情にめちゃめちゃ詳しい株式会社 #ドリコム の #吉田優華子 さんに #JK ・ #JD の生体について取材しました。#ニューアキンドセンター #ニアセhttps://t.co/gh5Ir6DYn9 pic.twitter.com/km0U3Qhaph— ニューアキンドセンター (@new_akindcenter) 2017年6月14日
【書いた】
775人のJK・JDにアンケートを取りました!
「SNOWはもう使ってない」「かわいいブームは韓国から」など勉強になることがたくさん。ぜひ🙇お金は使うが堅実に。女子高校生・女子大学生「775人」が答えた消費の本音 https://t.co/A9m4GmMWE5
— さえりさん (@N908Sa) 2017年6月14日
この中で、自分のお店をアピールしたいときに、Instagramを使うときのヒントになるインタビューが合ったので抜粋いたします。
—— フォトブースを作ってインスタにアップしてもらおうという流れは、いろんな企業さんも取り組んでますよね。
吉田:そうですね。ただ大人たちが勘違いしていると思うこともあって。
とあるイベントに参加した時の話なんですが、「ブースで写真を撮ってハッシュタグつけてインスタにアップしてくれたらサンプルあげます」というキャンペーンをたくさんの企業がやっていたんですね。
で、JKたちは言われた通りに写真をアップして、その画面を見せて、サンプルをもらう。
でも、その後、即消すんですよ。
—— え、どうして!? ブースがダサいとか?
吉田:いえ、ブース自体はかわいいんですが、その場で撮った写真をすぐにアップしてくれって。それって彼女たちがいままで一生懸命作ってきたアルバムが、汚れちゃうじゃないですか。
せっかく自分のお気に入りの写真を、ああでもないこうでもないと加工して載せているのに、「今すぐ撮ってアップしてください」と言われたら、満足のいく出来じゃないものを載せなきゃいけないですよね。だから、すぐに消すんです。
気持ちはわかるけど、企業側としたらとんでもない話ですよね。せっかくブース出展して、その瞬間はハッシュタグもたくさんついてるのに、イベント終えるころには全部消えている……。怖い話ですよね。
—— ブースを作るだけじゃダメなのか……。難しい。本末転倒にならないためにはどうしたらいいんでしょうか……。
吉田:わたしだったら、サンプルは全部配って「使ってる様子を後日アップしてくれたらギフトコード1,000円分あげます」という施策にしますね。
その子たちが家に帰って、ゆっくり時間を使って満足いくように撮ってもらうのが一番です。 あと、鍵アカで大人には見えない場所だけど、コンバージョンが高い場合もある。10代向けマーケティングをする上ではそのあたりは可視化できなくてもしょうがないと思ったほうがいいと思いますね。
—— なるほど……。若い子たちの気持ちをよく理解しないままにブースを作っても、意味がないってことなんですね。
出典:https://new.akind.center/201706/jkjd/
「サンプルをもらうために、写真をアップした画面を見せたら、そのあと写真をすぐ消す。」
お店側の立場から見れば、ハッシュタグで自分のブースの画像が埋め尽くされているのを想像するところですが、自分たちが確認したあとにすぐに消されて結局ブースの写真はほとんど残ってない・・・恐ろしい話です。
アップする側の立場から見れば、そのブースが気に入っているとは限らないですし、満足できない写真は残さないですし、ましてや自分のアルバムの中に「うちのお店を載せろ」と強制されているので、いい気はしませんよね。そりゃすぐに消したくなる気持ちもわかる。
「サンプルを受け取った人たちが、そのサンプルを使ってどうしたいのか?」
使ってもらいたい人たちの行動や気持ちを考えずに販促すると、こういうことになるといういい例を教えてもらいました。
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