こんにちは。「旅館・ホテルのネット宿泊予約サポーター」浜田(@chanhamadesu)です。
別府では杉乃井ホテルさんが1月に10連休を取ったり、望海さんが5月と6月にそれぞれ5連休を取ったり、湯平では山城屋さんが毎週水曜日を休館日にされたりと、大分県内の宿泊施設でも「働き方改革」がどんどん進んでいます。
私個人も働く時間を変え、自分自身に与えられたタスクを時間に終わらせるだけで、随分と心の持ち方が変わりました。ただ一方でこんなことも感じています。
この業界、重労働に耐えられなくてすぐ辞めていく人が多いけど、果たしてそうかなあと思うことがよくある。よく聞くのは人間関係だけど、会社が変わっても人間関係をこじらせる人や仕事を押しつける人(そういうのは大抵古参)が変わらなかったら、業界の人手不足も改善されないんじゃないかなあ。
— 浜田聡♨宿のネット宿泊予約サポーター (@chanhamadesu) 2017年12月24日
つまり、会社が休みを確保することにがんばっても、実際に現場で働いてる方同士が助け合い、感謝しあい、尊敬しあう間柄でなければいけないと思っています。
「給料が安いからやってられない」「次の道を見つけた」と言って辞める方もいますが、「宿は好きだけどあの人とは合わない」「雰囲気を悪くしている人とは働きたくない」と思って辞めていっている方は少なからずいらっしゃるはずです。
相手に敬意を払ったり、何気ないことでも年齢やキャリアの差など関係なく「ありがとう」と声をかけたり、ひとつひとつの所作を丁寧にしたり、いつも助けてくれるあの人のために知恵を出して助け合う。
それだけで職場の雰囲気は良くなりますし、お互いが尊敬し合えるのではないでしょうか。
それができなくて「他人のことはどうでもいいから自分さえ良ければそれでいい」「自分に責任が負わなければそれでいい」「面倒くさいことは人に押しつければいい」と考えている人は、その会社を辞めて自立して食べていけばいいんです。
何度も言いますが、会社ががんばって休みを確保したり働き方を変えていくだけでは、この業界に限らず人財が定着することは難しいと思っています。
どうか、宿泊業界に1人でも多くの人財が集まりますように・・・。
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