こんにちは。
「大分の旅館・ホテル ネット集客サポーター」浜田(@chanhamadesu)です。
前回は、楽天トラベルEXPOでの「楽天トラベルの戦略共有会がはじまりました!」という部分だけ書きました。
今回は、ビッグデータとAI活用につ関する情報共有のお話です。
まず、パーソナライゼーションというキーワードが登場しました。
パーソナライゼーションは、パーソナライズ(personalize)という動詞の名詞形であり、「何かを個々人向けにカスタマイズすること」を意味する。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/パーソナライゼーション
楽天トラベルが持つ顧客の「行動データ・購入履歴・ユーザー情報」を活用し、最適な宿泊施設や宿泊プラン、コンテンツ、クーポンなどの広告を、その顧客に合わせて提案しようという試み。
わかりやすく言うと、「犬を飼っている、購入単価の高い、贔屓にしているお店がない30代」のお客さまに最適な宿泊スタイルや宿クーポンを提案しよう!ということです。
現在、足踏み状態になっている「宿クーポン」も、データや学習機能を積んだAIを元にすれば、従来の「とにかく予約数を伸ばそう」という取り組み方から、「想定しているお客さま像(ペルソナ)に向けたクーポンをプレゼントする」という取り組み方に変わっていくことでしょう。
また、データを元にしたコンテンツの提案でも、既に実験で成果が上がっているようです。
上記は今年の春休み特集ですが、右側にあるように「飼い犬と一緒に旅をする」ことを想定した見出しにしたところ、犬を飼っている方のクリック率が4倍になったそうです。
また、夏バーゲンで具体的な数字や目的を提示したところ、コンバージョン率(転換率)が向上したり。
同じ予算で宿クーポンを作成・配布するにしても、クーポンを活用する年代層へ絞り込んで配布したところ、いわゆる「バラマキ」したときに比べ、宿クーポンを使った予約流通額が59%アップしたそうです。
もちろん従来のように、宿泊施設の性質やお客さまが求めているものに合わせ、自分たちで提案する必要があることに変わりありませんが、それに加え、お客さまのデータや行動に合わせた提案をAIを使って行うと戦略共有会で発表されていました。
まだ、開発途中のようですが、これからの案内が楽しみですね!
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