こんにちは。「旅館・ホテルのネット宿泊予約サポーター」浜田(@chanhamadesu)です。
tripla社が提供してるチャットボットサービス「tripla」がかなり進化していました。
triplaを導入するメリットは
・ホテルスタッフの作業時間減(生産性の向上)
・自社直予約の強化(OTA手数料の削減、利益の増加)
主にこの2点で、私が気になったのは「自社直予約の強化」です。
「自社直予約の強化?他のチャットボットサービスも自社ホームページで利用できるんだからあまり変わらないでしょ?」
そう思いましたよね。
私もお話を伺うまでそう思っていましたが、triplaは3月からなんとサイトコントローラーと連携して、チャット内で「空室照会」「新規予約」「予約確認」が必要になるそうなんです。
そもそも、海外OTAを利用される方の半数以上が、1度は宿泊を検討しているホテルの自社ホームページにアクセスすると言われている中、外国語ページを用意しても予約が入らないのはなぜか?
それは、
・海外OTAのほうが安い
⇒ プロモーションなどで海外OTAのほうが安くなっているということがよくある
・利用したい条件に一致するものがなかな見つからない
⇒ 自社ホームページはガラパゴス的な宿泊プランが多くて内容も複雑
・予約する際に必要のない情報を入力しないといけない
⇒ 海外OTAだと宿泊予約は名前とメールアドレスだけで十分
という理由で、自社ホームページで予約するのが億劫になり、結局海外OTAに行って予約してしまうからなのです。
ですので、
・チャット内で対話形式で気軽に登録ができる
・ベストレートが保証されている
という条件が揃っていれば、来訪者が自社ホームページで宿泊予約をする理由ができ、自社ホームページでの宿泊予約が増えれば宿・ホテルは「手数料減、利益増」を実現することができます。
・いつから何泊したいのか?
・何人で泊まりたいのか?
・どんな部屋に泊まりたいのか?
・夕食や朝食は予約するのか?
これらのやりとりを人の手をかけずにチャットボットが行ってくれれば、宿泊予約を担当しているホテルスタッフさまの労働改善にも効果が出ることでしょう。
ちなみに、対応される予定のサイトコントローラーは「TL-リンカーン」「手間いらず」「ねっぱん!」「らく通」の4つの2つ。
その他にもレストランやアクティビティ、タクシー、ツアーの予約もできるようになり、さらに将来的には「tripadvisor」「LINE@」「Facebookメッセンジャー」とも連携し、宿泊予約ができるようになるとのこと。
今や海外OTAやFacebookメッセンジャーのように、外国の方が「対話」でお問い合わせやリクエストをされることは主流になっているのでこれはうれしいです。
今後もどんどん連携を増やしていくであろう「tripla」から目が離せませんね。
コメント
[…] 最後に。ちょっと比較してしまうと、じゃらんnetのトリップAIコンシェルジュは”まだ日本語しか対応していない”のがちょっと残念なトコロです。「そもそも、アナタの施設は日本語の対応に困ってますか?」困っているのは、多言語対応では無いでしょうか?なお、お友達のハマちゃんもtriplaの事をBlogで書いております。↓ ↓ ↓「パワーアップしたtriplaのキモは「自社直予約」と「連携」の強化でした」http://hmd.geo.jp/archives/5804では、triplaが気になる方はチェックしてくださいね! […]