こんにちは。「旅館・ホテルのネット宿泊予約サポーター」浜田(@chanhamadesu)です。
以前からブッキングドットコムの宿泊施設用スマホアプリは存在しましたが、昨日2月14日にアゴダからも宿泊施設用のアプリが配信されました。
Agodaの宿泊施設用アプリキター pic.twitter.com/Y3K43I37LE
— 浜田聡♨宿のネット宿泊予約サポーター (@chanhamadesu) 2018年2月15日
このようなメールが、YCS(アゴダの管理画面)に登録しているメールアドレスに届いていることかと思います。
メールの中にAndroid向けとiOS向けのQRコードが用意されていますが、スマホでメールを読めるようにしている場合はQRコードをタップすると、ダウンロード画面に移動します。
リンクを貼っておきますので、必要な方はそれぞれダウンロードしてください。
また、こういった案内のメールも届くこともあるので、スマホで業務用メールは確認できるようにしておくと良いと思います。
App Storeに移動してきました。上記の「YCS Companion App」が今回配信されたアプリです。
ダウンロード完了後、早速アプリを開いてみました。
YCSと同じユーザー名とパスワードを入力して「サインイン」をクリックします。
そのあと、YCSと同じようにワンタイムパスワードを入力する必要がありますので、登録しているメールアドレスに送られた6桁の数字を入力して次に進みます。
無事にログインできました。
2018年2月15日現在、YCS Companion Appでできることは
・客室在庫の調整
・当日夜限定割引プロモーション
・ゲスト(宿泊者)の管理
の3つです。
「客室在庫の調整」はサイトコントローラーで行うのであまり必要ないかなー。
「ゲストの管理」もPMSや台帳で行うのであまり必要ないですね(ちなみに「ゲストの管理」でキャンセルやNoShow処理を行うことはできません)。
ということで、このアプリの目玉は「当日夜限定割引」でしょう。
まず、販売日(当日から2日先まで選択可能)を設定します。
※何故か「Day after tomorrow」を選択しようとするとアプリが強制終了する
「販売時刻の設定」をオンにするとプロモーションを実施する時間を設定することもできます。
次にプロモーションを適用して販売する部屋タイプを選択します。
その下に「販売料金」が表示されていますが、割引率は20%のみで、自由に数値を設定ができないので、そこがちょっと惜しいですね。
競合施設を設定しておくと、その日の最安値もチェックできるようです。
「作成する」をタップして終わりです。最短で3つの操作でプロモーション設定ができてしまいました。
このアプリを少し操作してみた感想としては、ビジネスホテルやシティホテル、夕食を設定していない旅館など、余っている部屋を売り切りたい施設向きかなという印象です。
とはいえ、安売りであることには変わりないので、その前(このアプリだと3日前)にはきっちり売り切っておきたいものです。
在庫調整や料金調整をはじめ、パソコンの画面に向いて操作する必要がなくなって作業がこれからどんどん増えていくと思いますので、スマホやタブレットのアプリをどんどん開発・配信していって、手軽に即座に対応できるようになるといいなあと思います。
コメント