こんにちは。今日も管理画面に向き合っている浜田です。
つい最近のことですが、某大手旅行業者さまから「料金可変型商品をWEB販売できるようになりますので、参画してください」と一通の封筒が送られてきました。
詳しくは書けませんが、どうやら専用の管理画面でプラン設定をするという、ごくごく普通の流れ。
ほうほうと眺めながら、そういえば料金設定はどうするんだろう?と思ったので、担当者様へ問い合わせたところ想定内の返事が返ってきました。
「宿泊料金は●●●(管理画面の名前)で行います。サイトコントローラーには対応しません。」
在庫はその業者と契約しているものを使うので「しょうがないな」と思ったのと同時に、「おいおい。WEBで販売するのにサイトコントローラーを使わないんですか。」とも思いました。
旅行業者はまだ遅れてるところが多いなあ。料金可変型の商品をWebで販売できるようにしてるところまではいいけど、料金が独自の管理画面でしかコントロールできなかったら意味がない。なんのためにサイトコントローラーがあるのか、共有販売する仕組みがあるのか考えてほしいです。
— Satoshi Hamada(ちゃんはま (@chanhamadesu) 2017年2月22日
宿泊施設側からすると、
- 提供在庫をうまく消化したい(特に平日)
- 手持ちの在庫もうまく消化したい(特に平日)
- 料金もこちらでスムーズにコントロールしたい
というのが大前提ですから、この仕組みは「手間」以外の何物でもありません。これだけ販路が多くなっている昨今、宿泊施設は「手間がかかる」ことを嫌います。
ただ、全ての旅行業者がそうであるかというとそうでもなくて、
ちなみにJR九州さんと阪急交通社さんは共有販売ができるのでプラン販売が非常に楽。管理が一元化できるように日本旅館協会と旅行業者がすり合わせしていただけると非常に助かります。
— Satoshi Hamada(ちゃんはま (@chanhamadesu) 2017年2月22日
のように、共通プランを自社で販売できる業者さんも既にあります。
早急に各種サイトコントローラー業者・各旅行業者・日本旅館協会が歩み寄り、宿泊施設が一元管理できるようになり、効率良く在庫を消化できるようになることを強く望みます。
まとめ
常に感じてるジレンマですが、一部のリアルAGTさんが行っていることは、やはり時代に合っていないと感じました。
上手くやられている他のぎょうしゃや、OTAの取組を吸収して歩調を合わせていただきたいです。
そうすれば宿泊施設も積極的に参画できるのではないかと思います。
※ツイート中にある「共有販売」は「共通販売」の誤りです。大変失礼いたしました。
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