こんにちは。浜田(@chanhamadesu)です。
私がかつて働いていた別府温泉でホテル経営をされていた、「株式会社リホテル」の麻生さんのブログで共感することが書かれていましたので、本日はそのことについて少し書きたいと思います。
ご本人のブログ記事はこちらからお読み下さい。この中で麻生さんは、
そういった活動をするなかで、大学や行政機関を渡り歩いて学生さんの就職活動を長年サポートしてきたプロフェッショナルと話す機会がありました。その方が離職理由について語ったのは…
「麻生さん、離職者は辞める会社にも、次に面接を受ける会社にも離職の本当の理由は話さないのです。アンケートだと『自分の将来の夢を叶える』だとか『待遇への不満』などそれらしいものが上位を占めますが、学生さんが私に本音で話す理由は90%が人間関係によるものです。裏を返せば、人間関係さえケアできれば離職は防げるのです」
と書かれています。確かにそのとおりだなと思いました。
ホテルや旅館に勤めている方って、基本的に接客が好き、旅行業界が好き、観光業界が好き、のどれかに当てはまると思うんです。
でも、好きだったはずの業界や職場を辞めなければいけない理由が出てくる。
旅館やホテルの仕事に憧れていました!楽しそう!
↓
やっぱり接客って楽しい
↓
でも毎週末めちゃくちゃ忙しい
↓
みんな自分のことで手一杯になる
↓
周りの人をケアできなくなる(してくれなくなる)
↓
楽しいはずの仕事が楽しくなくなる(待遇に見合わなくなる)
↓
心が折れて辞めちゃう
という基本的にこんな感じの負のスパイラルが、旅館・ホテル業界はずっと続いています。
- 「思いやり」「声がけ」「ケア」「サポート」「ありがとう」を自発的にする
- 「負の言葉」「負の感情」「負のオーラ」を出さない
これをどれだけの旅館やホテルができてるかというと、ほとんどがそうじゃないんですよね。おそらく。
何かに不満を持っているから、自分さえ良ければいいという気持ちを出してしまったり、思わず相手を傷つけるようなことをしてしまう。
ということを書きつつ、私も戒めとして心に留めておかなければいけません。
旅館・ホテル単位だけでなく、スタッフ単位で小さなことから改善されていくことを切に願います。
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