特に海外OTAに使える!TLデータを「手数料を引く前の料金」で出力する方法

TL-リンカーン
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こんにちは。「大分・別府にある旅館・ホテルのネット集客サポーター」浜田(@chanhamadesu)です。

ExpediaやAgodaなどの海外OTAからの予約内容を、PMS(ホテル管理システム)や予約台帳に入力するときに、手数料が引かれたルームチャージが予約通知に記載されていて、元々のルームチャージを計算するのが面倒くさいですよね。また、一部のPMSの場合、さらに宿泊単価を入力しなければいけないので大変だと思います。

TL-リンカーンでは、そんな手間を少しでも解消できるように、手数料を引く前のルームチャージに出力して、TLデータを出力する方法があることをご存知でしょうか。

※シーナッツのSさん、情報ご提供ありがとうございます!

例えば、

1泊1人10,000円で設定したプランがAgodaで予約された場合、
通常であれば、手数料(12%)を引いた8,800円がTLデータで出力されますが、
これが元に設定した金額の10,000円で出力できるということです。

実は、今年のはじめにその目的で利用できるように機能追加されていたのですが、気づいている宿泊施設さまはまだ多くないようです。

それでは、設定手順を説明いたします。

TL-リンカーンにログインして、「各種設定」ページ内にある、「出力」項目内の「詳細設定」をクリックします。

「TLデータ出力 詳細設定」ページ内にある「税サ・手数料計算の設定」の項目で、宿泊料金を計算し直す販売先(OTA)を「販売先を選択してください」から選択して、「販売先設定の追加」をクリックし、各項目の設定を行います。

ExpediaとAgodaの場合だとこんな感じで設定してください。

次に、各販売先の右端にある「設定件数:15件」をクリックすると、小さなウインドウが表示されますので、料金を計算し直す対象項目を選択し、「設定して閉じる」をクリックして内容を保存します。

最後に、全体の内容を保存するために、「詳細設定」ページ内の「登録して完了」をクリックして完了です。これだけで少しは面倒くさい計算をする手間が省けるようになると思います。

また、PMSによってはルームチャージではなく、1人あたりの宿泊単価で予約データが自動入力されるものもあるとのことなので、詳しくはご利用になっているPMSのご担当者さまにお問い合わせください(ちなみにIncharge7はできないようです)。

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