こんにちは。
「旅館・ホテルの宿泊予約サイト集客サポーター」浜田(@chanhamadesu)です。
民宿かどやのガク(@kashimi_kadoya)さんがおっしゃられている「海外OTAは外国人旅行客の宿泊予約を獲得するためにある」「日本人旅行客は自社サイトや国内OTAからの予約が理想なのに、Googleを通して海外OTAから予約が入ってしまうのはいかがなものか」という件について。
今日のブログは、宿泊施設の方は必読です。インバウンド(外国人誘客)をしていないのに、ブッキングドットコム等海外OTAに部屋提供している方。そのままにしていると自社サイトや国内予約サイトからの予約が激減してしまいますよ!!
私が海外OTAのBooking.comやExpediaに登録していない理由~Googleマイビジネスの問題点地方の観光業において、インバウンド対策(外国人の受け入れ)は重要です。 外国人対策と言えば、海外OTA(予約サイト)への部屋提供が必須。 海外OTAの登録は今や必須!!? でも、私の宿はどちらにも登録していません。 / インバウンドやる気な— ガク@民宿かどや (@kasumi_kadoya) 2017年10月11日
たくさんの予約サイトに登録するのって良いことなのか?
私は小さな宿のやり方ではないと思っています。たくさんの予約サイト(OTA)に登録しまくって販売チャネルを増やすのは良いことなのか? https://t.co/GAnPz1LNN9
— ガク@民宿かどや (@kasumi_kadoya) 2017年10月12日
宿泊施設にとって海外予約サイトとの上手な付き合い方。
【注意】Google空き室情報と海外OTAの問題はインバウンドを否定しているものではありません https://t.co/kGj6nLjm5P
— ガク@民宿かどや (@kasumi_kadoya) 2017年10月13日
海外OTAからの日本人旅行客の予約が増えたことで、「国内OTAからの売上が減り、掲載順位なども下がって間際の予約が見込めない」という宿泊施設さまもいらっしゃるのではないでしょうか。
それだけでなく、「国内OTAより手数料を多く支払うことで減益になる」「海外OTAの影響で国内OTAの手数料が上がる可能性がある」など、将来必ずつきまとってくる問題点について意見を述べられています。
詳しくは一連の記事をご覧ください。
販売チャネルはできるだけ広げておくに限ると思います。なぜならメインで宿泊予約をいただいているサイトが明日どうなるかわからないから。その中でどのサイトが相性が良いか見極めていけばいいんじゃないでしょうか。もちろん最優先すべきは自社サイトですけど。
— Satoshi Hamada(ちゃんはま (@chanhamadesu) 2017年10月13日
私は、短期的な売上を確保するために販売チャネルを可能な限り増やし、「塵も積もれば山となる」状態しておくべきと思っています。
もちろん自社サイトを最優先しないと後々苦労しますが。
さて、ここからが本題です。
僕の解決策は海外OTAだけ金額を上げる。又は国内OTAだけでしか週末と良い部屋は販売しない!この2点です。
ここに取り組むと海外OTAからの日本人予約はほぼ入って来なくなり、純粋に外国人が宿泊するために海外OTAを使って予約してくるようになりますよ!
3つ目のツイート内で紹介されている記事の中にあるこの取り組みについて、サイトコントローラー(この記事ではTL-リンカーン)で実現する設定方法を紹介いたします。
TL-リンカーンでは、特定の日に在庫提供をしないということができないので、プラングループでコントロールする方法を採用します。
まず、国内用と海外用のプラングループをそれぞれ作成し、プランをグループ化(ひも付け)します。
次に、各プラングループの料金ランクに宿泊料金を登録します。
海外OTAのプラングループは、国内OTAのプラングループに対して手数料分上げて料金を設定します。
最後に「料金管理」の画面で、海外OTA用のプラングループは、土曜日など日本人旅行客の需要が高い日を売止になるように設定します。
この3ステップだけです。
こうすれば、Googleで需要の高い日に海外OTAに空室がある(料金表示される)ということはなくなるでしょう。
プラングループが「素泊まり」「朝食つき」「夕食+朝食つき」とある場合、それぞれ国内用と海外用で2つずつ作成することになり、部屋タイプがたくさんある宿泊施設さまは管理が大変です。
それでも「少しでも利益を増やしたい」「日本人旅行客にはできるだけ自社サイトや国内OTAで予約してほしい」宿泊施設さまは是非設定してみてください。
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