海外OTAに流れそうな日本人旅行客を、サイトコントローラーを使って自社サイトや国内OTAで予約してもらう「3ステップの設定方法」

国内OTA
この記事は 約3分53秒 で読むことができます。

こんにちは。
「旅館・ホテルの宿泊予約サイト集客サポーター」浜田(@chanhamadesu)です。

民宿かどやのガク(@kashimi_kadoya)さんがおっしゃられている「海外OTAは外国人旅行客の宿泊予約を獲得するためにある」「日本人旅行客は自社サイトや国内OTAからの予約が理想なのに、Googleを通して海外OTAから予約が入ってしまうのはいかがなものか」という件について。

海外OTAからの日本人旅行客の予約が増えたことで、「国内OTAからの売上が減り、掲載順位なども下がって間際の予約が見込めない」という宿泊施設さまもいらっしゃるのではないでしょうか。

それだけでなく、「国内OTAより手数料を多く支払うことで減益になる」「海外OTAの影響で国内OTAの手数料が上がる可能性がある」など、将来必ずつきまとってくる問題点について意見を述べられています。

詳しくは一連の記事をご覧ください。

私は、短期的な売上を確保するために販売チャネルを可能な限り増やし、「塵も積もれば山となる」状態しておくべきと思っています。

もちろん自社サイトを最優先しないと後々苦労しますが。

さて、ここからが本題です。

僕の解決策は海外OTAだけ金額を上げる。又は国内OTAだけでしか週末と良い部屋は販売しない!この2点です。
ここに取り組むと海外OTAからの日本人予約はほぼ入って来なくなり、純粋に外国人が宿泊するために海外OTAを使って予約してくるようになりますよ!

3つ目のツイート内で紹介されている記事の中にあるこの取り組みについて、サイトコントローラー(この記事ではTL-リンカーン)で実現する設定方法を紹介いたします。

TL-リンカーンでは、特定の日に在庫提供をしないということができないので、プラングループでコントロールする方法を採用します。

まず、国内用と海外用のプラングループをそれぞれ作成し、プランをグループ化(ひも付け)します。

次に、各プラングループの料金ランクに宿泊料金を登録します。

海外OTAのプラングループは、国内OTAのプラングループに対して手数料分上げて料金を設定します。

最後に「料金管理」の画面で、海外OTA用のプラングループは、土曜日など日本人旅行客の需要が高い日を売止になるように設定します。

この3ステップだけです。

こうすれば、Googleで需要の高い日に海外OTAに空室がある(料金表示される)ということはなくなるでしょう。

プラングループが「素泊まり」「朝食つき」「夕食+朝食つき」とある場合、それぞれ国内用と海外用で2つずつ作成することになり、部屋タイプがたくさんある宿泊施設さまは管理が大変です。

それでも「少しでも利益を増やしたい」「日本人旅行客にはできるだけ自社サイトや国内OTAで予約してほしい」宿泊施設さまは是非設定してみてください。

コメント