こんにちは。浜田(@chanhamadesu)です。
「部屋をインターネットで販売するときにどの宿泊予約サイトを選ぶべきか?」ということに対して、それに対する私の考えを少々書きたいと思います。
私は上記の質問を受けたときに返す回答を、
1. 「単に自施設の名前を露出する」ための広告媒体
2. 「自施設をブランディングする」ための広告媒体
3. 「ニッチなお客さまに利用していただく」ための広告媒体
の3つに分けて持つようにしています。
ケース1 「自施設の名前を露出する」ための広告媒体として
自社ホームページだけで目標の売上や稼働率が達成できるに越したことはありませんが、それはかなり至難の業です。
ですので、インターネット上で自分の施設名を認知してもらうことがまず必要で、そのために利用者数が多い宿泊予約サイトに掲載する必要があります。
例えば、「じゃらんnet」「楽天トラベル」「るるぶトラベル」などがそうです。
ケース2 「自施設をブランディングする」ための広告媒体として
高級宿・ホテルや、満足度の高い宿だけ取り扱っている宿泊予約サイトに掲載されることで、「そのサイトに認められている宿」「間違いない宿」として認知される効果を狙います。
このようなサイトは、施設情報やウリや強みの見せ方も独特なので、他の宿泊予約サイトとは違う表現ができるはずです。
例えば、「Relux」「一休.com」「らくだ倶楽部」などがそうです。
ケース3 「ニッチなお客さまに利用していただく」ための広告媒体として
福利厚生の活用や、地域特化型、記念日や女子会向けなどの目的特化型といった宿泊予約サイトに掲載することで、ニッチな利用者にとって有益な情報を届けるのが狙いです。
特に福利厚生を使った宿泊予約は最近需要が高くなっていますし、利用者も福利厚生が厚い企業や法人ばかりですので、確かなお客さまであると考えることができます。
例えば、「Benefit Station」「ちゅらとく」「OZmall」などがそうです。
最後に
この記事で「広告媒体」と書いているのは、宿泊予約サイトに掲載して送客手数料またはシステム手数料をお支払いしているという点で一種の「広告」として考えているためです。
どの宿泊予約サイトが適切かは、施設さまの性質と宿泊予約サイトとの相性などを吟味が必要だと思います。
他施設でよく予約が入るサイトAとは相性が悪いけど、他施設ではあまり予約が入らないサイトBは相性が良くて予約が入りやすいということも良くありますので。
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