「気持ちよく眠れるホテル」に選ばれるために、ベッドや睡眠グッズへの投資の次にやること

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こんにちは。浜田(@chanhamadesu)です。

いつも拝見しているAirstairさんのブログで、「アメリカの市場調査会社・J.D. Powerの2019年北米ホテルの顧客満足度調査によると、良質な睡眠を得られた宿泊者は3割に満たない」という記事を見て、設備の投資以外に何をすべきかを考えてみました。

(投資するハード面やソフト面には、ベッドやマットレスの大きさや種類だけでなく、自分に合った空調にコントロールできること、耳栓やアイマスク・アロマなどの快眠アメニティが充実していること、などなどいくつもの要素が挙げられます。)

では、宿泊者が到着する前、すなわち宿泊予約サイトでの段階ではどのように対策すればよいでしょうか。

国内なら「シモンズ」とか「エアウィーヴ」と単にブランド名を記載するだけでなく、「どんな睡眠が体験できるのか」「どんな方が気持ちよく睡眠できるのか」を伝える必要があります。

例えば、「全身が包み込まれるように眠れる」とか「腰に負担をかけることなく眠れる」とか、そんな感じです。薬事法などに抵触しない程度の表現にしないといけませんが。

また、海外は日本の宿泊予約サイトのように細かい表現をすることはできません。ですので、利用できるものを画像で可視化できるようにする必要があります。

例えば、マットレスのブランドロゴ、空調の調整パネル、耳栓やアイマスクなどのアメニティなどです。日本独特のアイテムだと海外の利用者には伝わりづらいので、アイテムの前に英語で書いたPOPなどを置いて1枚の写真の中に一緒に収めるのも良いかもしれません。

これらの取り組みを行うことで、「気持ちよく眠りたい」方に選ばれるホテルに近づくと思いますし、実際に気持ちよい睡眠を体験できた方から、リピート利用して頂けるきっかけになると思います。

逆にそういう睡眠を求めない方の利用が生まれる可能性も低くなるので、満足度の低いクチコミを頂くことも低くなると考えています。