3つともやってほしい!大分トリニータ×APUの新規集客策

大分トリニータ
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こんにちは。「大分・別府にある旅館・ホテルのネット集客サポーター」浜田(@chanhamadesu)です。

5月25日、大分トリニータを運営している大分FCさまと、APU(立命館アジア太平洋大学)さまが共同で行われた「地元からのホームゲームへの集客」をテーマにした授業でビジネスプランのプレゼンがありました。

今回、APUの学生さんからプレゼンされたビジネスプランは以下の3つ。

最初に断り書きをしておきますが、私はプレゼンの内容を全く知りません。ですが、私が普段感じていて「こうしてほしい」と思ったことを書いています。

飲食を主にしたパブリックビューイングによる新規ファン開拓

「サッカーと飲食店のコラボで新規ファンを獲得」をテーマにした提案。

私がパッと思いついたのは、「大分駅前の広場で企業コラボ(サッポロビールさまなど)で屋台を作って、当日アウェイゲームに足を運べない方たち向けにパブリックビューイングを実施する」です。

ホームゲームでなくアウェイゲームを見せるのは、日頃届かないアウェイゲームの情報がわかるのと、遠方にも足を運んでいるサポーターが多いのがわかるのと、ホームゲームは大分銀行ドームに足を運んでもらうの最優先にすべきと思ったから。

イベントごとが好きな方向けへのアプローチに、1回やってみてほしいです。真夏の昼にサッポロビール黒ラベルを飲みながら観戦したら楽しいだろうなあ(飲みたいだけ)。

試合会場まで相乗りさせてくれるファンの車を紹介するスマートフォンアプリの開発

「別府から大銀ドームまでのアクセス課題を解決」をテーマにした提案。

電車→シャトルバス、もしくは別府I.C.から米良I.C.までなど方法はありますが、どのアクセスも時間とお金がかかり一苦労。横浜・F・マリノスのサポーターが「大分遠すぎ」と横断幕を掲げることもあったりと、トリニータサポーターだけでなくアウェイサポーターもとても苦労しているので、この提案は面白いなと思いました。

実際にリリースされている相乗りアプリもあり、県内のイベント会場から別府までの相乗り相手を探している方も実際にいらっしゃるので需要はありそうです。

観客数が伸び悩むJリーグ。「もっと○○ならスタジアムへ行くのに!」

上記は少し古いデータですが、やはり「会場へのアクセス」は最重要課題だと思っています。観客数を増やすのであれば、インフラ面でのバリアを軽くすること。最低でも「大分駅からのシャトルバスの便数を増やし、運賃を下げる」ことも行っていただきたいです。

正直なところ、片道360円は高いです。シャトルバスなのになぜ通常の路線バスと同じなのでしょう。運賃が少しでも下がれば、大分銀行ドームでの飲食の消費も増えるのではないでしょうか。

家族3世代での観戦を促す格安チケットの発売

「家族三世代をターゲットにした企画チケット」をテーマにした提案。

今回のプレゼンでは、このビジネスプランがグランプリに選ばれました。大分トリニータは、年配の方から子どもまで広い年齢層にファン・サポーターが多いのですが、年齢層が少し高めになっているなという印象があるので、運営サイドには最もひびくプランだと思います。

ただ、観光業や宿泊業では、2~3年ほど前までは「三世代旅行」の提案がかなり流行ってましたが、最近はあまり聞かなくなってきているので、今回のプランが成功するかどうかとても興味があります。

祖父母世代の方たちが、子どもや孫世代の方たちを誘って行けるかがカギになると思いますし、そもそもその時間を楽しめなかったら次はないと思うんですよね。

私ならチケット料金は通常料金+αでもいいので、「チケットを見せればバイキングが食べられる」とか「家族用のボックスシートで観戦できる」とか、その場で家族が楽しめるような特典があればいいなあと思いますがいかがでしょうか。一時的なただの安売りにならないことを願います。

まとめ

昨日、アカデミーのサポートクラブ会員募集開始についても紹介しましたが、トリニータをなんとか元気にしようという気概を運営されている皆さんからひしひしと感じますので、今後もどんどん実施してほしいです。

上手く行けば「今のトリニータを知ってもらえる」→「会場へアクセスしやすくなる」→「1枚のチケットでより多くの動員数と収入が確保できる」といい方向に向くと思いますので、3つとも試験的にでもやれば面白いのではないでしょうか。

それと同時に、新規の取り組みを行うのと、色々なバリアをなくしていくことを並行すべきだと感じました。

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