ホテル管理システム(PMS)をインストールしているパソコンのコスト問題を考える

ホテル管理システム
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こんにちは。「旅館・ホテルのネット宿泊予約サポーター」浜田(@chanhamadesu)です。

2020年1月にWindows7のサポートが終了する問題。

こういった話題のとき、私たち宿・ホテルの関係者にとって必ず付きまとうのが、「ホテル管理システム(以下PMS)」の対応OSに関する問題です。

例えば、JTBビジネスイノベーターズさんの「INCHARGE 7」。

このPMSは、Windows10にも対応していますが、一般向けのHomeではなくProもしくはEnterpriseがインストールされている必要があります。

ですので、市販のHomeがインストールされているPCを購入しても動作しませんので注意が必要です。

※最新情報は以下のURLよりご確認ください。
http://incharge7.jp/requirements.html

次にナバックの「はなぶさPro」は現在主流のWindows10に対応していませんし、小規模の宿向けの「はなぶさ」はWindows7にしか対応していませんので、これも注意が必要です。

※最新情報は以下のURLよりご確認ください。
http://www.hanabusa-s.com/pro/outline.html

最後に「ねっぱん!イージー会計」ですが、こちらはパソコン・タブレット・スマートフォンのブラウザで動作しますので、ブラウザさえ対応していればOS(基本ソフト)に関係なく使用することができます。

※最新情報は以下のURLよりご確認ください。
https://ea.neppan.com/

で、宿がとても困るのが、PMS導入当初に一緒に購入したパソコンのOSが古くて、それが壊れてしまったとき。

そのとき新しいものを買わなくてはいけないときがありますが、そのとき購入した当時のOS(例えばWindows7)がインストールされているパソコンを手配するのにはとても苦労しますよね。

使用するパソコンの台数を増やすなど、場合によっては使用しているPMSに対応するためのパソコンを購入するのに、高額のコストを投入しなければならなくなります。

宿側がPMSのことを把握しているスタッフを作ることももちろん大事ですが、PMSを販売されている会社(ならびに営業さん)も宿のパソコン環境などを定期的に把握し、コストを少しでも下げるように提案や努力をしていただければ幸いです。

今だと、コストが安価なのでタブレットに対応できるようになれば、後々の経費もかからなくていいなと思いますね。

Windows 7から10への移行は進んでいるのか 2020年問題を起こさないために (1/3)

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