JTB首都圏2店舗の旅行相談有料明文化に思うこと

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こんにちは。浜田(@chanhamadesu)です。

JTB首都圏の2店舗が4月1日から窓口相談サービスを有料にしたことがTwitterで拡散され、今朝から情報番組でニュースになっています。

店頭に掲載されている相談料金は、国内旅行の場合、基本料金30分2,160円(以降30分毎に2,160円)。海外旅行の場合、基本料金30分5,400円(以降30分毎に3,240円)とのこと。

ですが、これらはJTB公式サイトの「旅行業務取扱料金表」でも約款の一部として記載されていて、今回の件は店頭で明文化されただけに過ぎません。

https://www.jtb.co.jp/operate/ryokin.asp

JTBさんが明文化されている「旅行業務取扱料金表」は、上記リンク先より確認することができます。

なぜ相談料金がこれまで無料になっているのか?

弁護士への相談や、ゴルフのフィッティングでも有料サービスとなっているのに、旅行業者や宿泊施設で無料になってしまっているのは、「おもてなしなんだから当たり前」「サービス業なのに相談するのにお金を取るなんて感じ悪い」という謎の意識と、日本人特有の「なあなあ」精神が原因だと思います。

旅行や宿泊を失敗したくなければ、お金を払ってでも丁寧なケアを受けるべきだと思いますね。無料で手厚いケアを受けて、宿泊予約はネットでなんて虫が良すぎます。

宿泊施設でやれることは?

まず、宿泊施設様はこの「無料サービス」を行っていることで、その日の通常業務を遂行するために勤務時間を超えていることが多いことを認識するべきです。

小さいお宿は難しいと思いますが、可能であれば「宿泊予約に関する窓口専任者」を設け、お客様へのケアを手厚くしていくのはもちろんのこと、それによる高評価クチコミの獲得、残業時間の軽減などにつなげるようにしてはいかがでしょうか。

宿泊を考えている方も、宿泊施設様も、相談に対応する時間は無料ではないことを認識すべきだと思います。