こんにちは。
「大分の旅館・ホテルネット集客サポーター」浜田(@chanhamadesu)です。
今年になってどんどんリリースされているレベニューマネジメント支援ツールですが、エクスペディアも管理画面にて支援ツール「Rev+」が今月から提供開始されています。
エクスペディア・グループは、同社の宿泊施設向け予約管理システムで新機能を発表。収益管理の利便性を高めるもので、契約宿泊施設に無料提供。今月中旬から日本をはじめ全世界で展開へ。
– https://t.co/XzQk82H6Du— トラベルボイス編集部(公式) (@travelvoicejp) 2017年6月1日
ブッキングドットコムに続いて、エクスペディアも満を持してのリリース。海外OTAやメトロエンジンなどのAIによるレベニューマネジメント支援ツールのリリースが続いています。
国内OTAの皆さまも是非、国内OTAでしかできない国内施設に特化した支援ツールの開発をお願いいたします。あ、もちろん手数料を上げずに無料で・・・。
というわけで、例によってサラッと管理画面での操作をご紹介いたします。
管理画面左側に配置されているメニュー内の「分析」をクリックすると、Rev+が表示されますので、こちらをクリックします。
Rev+の画面を表示するとガイダンスが表示されますので、各機能についてはこちらをご参照ください。
また、途中で「End tour」をクリックして終了しても、画面右上にある「このページのガイダンスを見る」をクリックすると、再度ガイダンスを見ることができます。
これは他の支援ツールにはないので、何をどう見たらよいかわからないような、初めて支援ツールを操作する方に対してフレンドリーですね。
Rev+では以下の機能があります。
・料金カレンダー(1ヶ月単位) → 競合施設平均との料金比較が可能
・料金比較表(31日分) → エリア内の全施設との料金比較が可能
・マーケットアラート
・概要 ※6月2日時点では閲覧されません
・競合施設の料金トレンド ※6月2日時点では閲覧されません
表示されている料金の基本設定は「滞在日数1泊、1室2名利用」の合計料金です。
「凡例を表示する」をクリックすると各表示の説明が表示されたり、「マーケットアラートの対象期間」の中で、エリア内の施設がいつ料金変動をしたかを見ることができます。これは便利だと思いました。エリアの動向トレンドをチェックしたい場合は、ここを確認してみるとよいでしょう。
ただ、競合施設の設定についてはブッキングドットコムの「Booking Suite」同様、施設のタイプや料金帯で同タイプの施設が少ないと参考にならないかもしれません。
ですので、エクスペディアの契約施設だけでなく、全てのOTAから集計した宿泊料金と比較できたほうが参考になるなあと思いました。今後はAIを使ったサービスへと進化するようなので、その点も期待できそうですね。
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