こんにちは。
「旅館・ホテルの宿泊予約サイト集客サポーター」浜田(@chanhamadesu)です。
仲居さんやスタッフさんが楽しそうに働いている宿泊施設って、一体どのくらいあるのでしょうか?
昔のほうが激務だったと思うけど、宿のほうが多様化についていけていないのかもなあ。
仲居さんが足りない!温泉旅館のあり方も曲がり角に https://t.co/48xfyXZZWD
— Satoshi Hamada(ちゃんはま (@chanhamadesu) 2017年8月12日
一昔前、それこそ10年くらい前までは団体のお客さま中心で、見送りや宴会場の設営を何件も抱えているような時代だったと聞いていますし、現在のように個人旅行の選択肢が増え、クチコミが売上を左右するような世の中ではありませんでした。
現在は個人予約にシフトされた分、その予約数に対して仲居さんが必要になりますし、リクエストに対応するため精神的に体力を使うようになったため、この仕事が敬遠され、以前より人手が足りなくなったのだと感じています。
もちろんADRとか稼働率とか損益分岐点になる要素はいろいろあるけど、頻繁に休館日を取っても1ヶ月の目標値を達成できれば誰も文句言わないと思うし、ほとんど稼働しないのに開けてるほうがよっぽどリスク高い。
— Satoshi Hamada(ちゃんはま (@chanhamadesu) 2017年8月13日
「箱がある以上、営業しないと売上はゼロ」というのが現状ですが、そういったご時世になっているため、社員やスタッフに対してのガス抜きは必要だと思っています。
ファミリーレストランのように営業時間の短縮はできませんが、例えば、「草屋根の宿 龍のひげ/別邸 ゆむた」さまでは、火曜日を週1日の休館日に設定されています。
そのおかげで、スタッフの皆さんに気持ちの余裕が生まれているので、結果としてクチコミ点数も高い状態を維持していますし、様々なOTAの「売れた宿ランキング」にもランクインされ評価され続けるなど、良い方向にしか転がっていません。
その一方、お客さまに対する手間を省いた分(良く言えば効率よくした分)宿泊料金を下げ、予約数を多く獲得しようとする宿泊施設さまも見受けられますが、はっきり言って安売りは、「社員は忙しいだけで、お客さまは満足できるサービスを得られず、宿は高評価を得られない」だけで誰も幸せになりません。
「社員やスタッフが適切な休みをとり、お客さまは心地よいサービスを受け、宿はそれに見合った評価を得る。」
そのために年1回の休館日ではなく、週1回、それが無理なら毎月連続2日で休館日をとってガス抜きをする。そんな宿が多く生まれてもいいのではないでしょうか。
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