やっぱり宿・ホテルがレベルを上げるしかない 〜直予約とOTA依存のジレンマについて〜

宿泊予約WEB販売
この記事は 約4分6秒 で読むことができます。

こんにちは。「旅館・ホテルのネット宿泊予約サポーター」浜田(@chanhamadesu)です。

ホテルプロデューサー・ホテル経営者の龍崎さんがTwitterで作られたモーメントが話題を読んでいます。

これは宿・ホテルにとって、指名予約で部屋が埋まるようになるまでの永遠のテーマですね。

龍崎さんがおっしゃられているのは海外OTAのことだと思います。

最初は「すげー予約が入ってくるじゃん」って思っていたけど、ある程度の時間が経ってフタ開けてみたら「あれ?」っていうことがいろいろ起きたり。

これだけ販売チャネルが増えるとそれは当然だとは思いますが。

将来のことを考えるとインバウンドを積極的に受け入れてレベルを上げるしかない一方、今は国内OTAのクチコミ・表示順位・売上を重視しているから海外OTAからの休前日の受入は避けたいというジレンマがあったり。

川嶋君(@maidokawashima)もツイートしていますが、宿・ホテルによってスタンスは様々ですが、直予約に切り替えられるまではOTAと上手くお付き合いするのが得策だと思います。

直予約を増やすなら、自社サイトのテコ入れや最低価格保証をしてみたり、SNS・ブログでの発信などでファンを作ることに取り組んでみたり。

だからこそ、宿・ホテルはレベルアップしないといけません。それはOTAだけに限らず、ITに対することにも言えると思います。

「サービスだけ出来ればいい」「ホテルシステムさえわかればいい」と考えているスタッフさんはPCやIT・ガジェットのことがわからなくて上手く操作できない場合、大抵わかるスタッフに丸投げして、自分は勉強や理解しようとしない方が多いです。

だから同じことを何回も聞いて自分も時間をかけるし、聞く相手にも時間をかけるので、本来やらなければいけないサービスに費やす時間がどんどんなくなります。

こうなってしまうと会社が働き方改革をしても、個人のレベルがついていっていないので実現化しません。

全部できるようになれば理想ですが、それは現実的ではありません。でも、実務で行わなくても「理解する」「勉強する」ことはできるはずです。

ExcelやWord、Googleサービスを勉強したり、自分の宿・ホテルが宿泊予約サイトや自社サイトで、どのように自分たちの商品やプランが表示されているか理解するところから始めてみてはいかがでしょうか。

コメント